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【データ復元】誤って消した工事写真をRecoveryFox AIで復元

まさあき
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工事現場で実際に撮影・使用していた工事記録写真を、誤操作で全消去してしまったという状況を想定し、その失われたデータを本当に元通りに復元できるのかどうかを検証するために、AI技術を搭載したデータ復元ソフト「RecoveryFox AI」を実際に使用して、その性能や使いやすさをレビューしてみました。

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データ復元ソフト「RecoveryFox AI」

WonderFox社が開発した「RecoveryFox AI」は、AI技術を活用して高い精度でデータを復元できるWindows専用のデータ復元ソフトです。

ドキュメントやオーディオ、ビデオ、画像、カメラ映像、圧縮ファイル、3Dグラフィック、実行ファイル、データベースなど復元可能です。

初心者でも操作が簡単ということで、今回はレビューのご依頼も兼ねて実際に試用してみました。

基本的にデータの復元作業は有料ライセンスが必要となります。

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この記事はWonderFox様よりライセンス提供を受け、レビューとして執筆しています。

誤って全削除してしまった工事写真データ

工事現場の進捗状況を記録したSDカード内の工事写真。パソコンに取り込む際にうっかりすべて削除してしまった、というヒヤリとするシチュエーションを再現。

今回は、JPEG形式の工事写真58枚(1枚あたり約350KB)を保存したSDカードを用意し、それらを完全に削除。

カメラの画面上でファイル削除の操作を行いました。

カメラでファイル削除

1ファイル削除のところを誤操作で全ファイル削除にしてしまいました。

全てのファイルを削除実行
カメラのデータ削除

その後、一切の上書きをせずに復旧作業を開始しました。

スキャン対象のSDカードを選択

次に、WonderFox社のデータ復元ソフトRecoveryFox AIを起動し、削除データのあるSDカードを選択してスキャンを開始しました。

操作方法はとても簡単で、ソフトを立ち上げて該当ドライブ(今回はSDカード)をクリックするだけです。

RecoveryFox AIは日本語対応の直感的なインターフェースを備えており、大きなアイコンとウィザード形式の画面で初心者でも迷わず操作できます。

内部HDD/SSDからUSBメモリ、SDカード、デジカメまで幅広いデバイスのデータ復元に対応しています。

スキャンの実行と結果

スキャンを開始すると、まずクイックスキャンが自動的に走り、続いてAIスキャン(ディープスキャン)が行われます。

クイックスキャンは数秒で完了し、その後AIスキャンがストレージ全体をくまなくチェックします。

  • クイックスキャン
    ハードディスク上で最近失われたファイルを素早く取り戻すために適しています。ファイルが誤って削除されたり、クイックフォーマットや予期せぬ故障により失われた場合、そのディスクに大量の新しいデータが書き込まれていなければ、クイックスキャンで復元できる可能性があります。
  • AIスキャン
    スマートなデータ復元で、様々な複雑なシナリオに対応しています。深層スキャンとスマートアルゴリズムにより、失われたファイルのデータ断片を解析し、再構築して復元します。たとえ一部のデータが上書きされていても、成功する可能性があります。
  • 注意
    AIスキャンで復元されたファイルは、元のファイル名やパスが保持されない場合があり、復元内容を手動で確認する必要があります。

AIスキャン中は、いつでもスキャンを一時停止または停止して、先にプレビューやファイルの復元を行えます。

今回のSDカードは容量も小さくファイル数も多くないため、スキャン全体で約2分ほどと非常に短時間で終わりました。

進捗バーにはパーセンテージが表示され、待ち時間のストレスもほとんど感じませんでした。

スキャン完了後、画面には復元可能なファイルの一覧が表示されます。

写真データの場合はサムネイルで内容を確認できるので、目的の画像も見つけやすいです。

復元操作と結果

スキャンで削除した写真ファイルがすべて検出されたのを確認したら、次はいよいよ復元です。

復元したい写真を一覧から選び、保存先フォルダを指定して「復元」ボタンをクリックします。注意点として、復元先には必ず別のドライブ(今回はPCの内蔵ストレージ)を選択しましょう。

同じSDカード上に復元してしまうと、復元処理の書き込みによって他の失われたデータ領域が上書きされ、他のファイルの復元チャンスを失う恐れがあります。

幸いRecoveryFox AIではデフォルトで別ドライブへの保存を促してくれるので、初心者でも安心です。

復元を実行すると、一瞬で処理が完了しました。

結果は大成功です!削除していた58枚すべての写真が元のファイル名・画質のまま無事に復元できました。

ファイル名も撮影日時の名前のまま、画像の解像度や品質も劣化なく元通り開くことができました。

使ってみた感想

実際にRecoveryFox AIを使ってみて感じたメリットや注意点を、初心者目線でまとめます。

操作がシンプル

インストールからスキャン開始まで迷うことはありませんでした。

画面表示もすべて日本語で、大きなボタンをクリックして進めるだけなので直感的に使えます。

スキャン速度が速い

SDカード内の写真58枚程度であればクイックスキャン+AIスキャンでも30秒ほどで完了し、そのスピードに驚きました。

内部アルゴリズムとAIのおかげか効率良くディスクをチェックしているようです。

復元精度が高い

テストでは100%の写真を完全復元できました。

公式サイトによればRecoveryFox AIの復元成功率は98%と非常に高く、データの破損や断片化が少ない場合は写真や動画も元通り復元できると謳われています。

注意点

実際にファイルを復元するには有料ライセンスが必要になります。

また、削除に気付いたらなるべく早く復元を試みることが大切です。

どんな優秀なソフトでも、削除後に新しいデータを書き込んでしまうと復元できなくなる可能性があります。

万一に備えて試しておくと安心

今回、敢えて不要な写真で試したおかげで、いざという時の対処法を事前に体験できたのは大きな収穫でした。

実際にソフトの使い勝手や手順を確認しておくことで、本番で大事なデータを失った時にも落ち着いて対処できます。

初心者の方ほど「データ復元なんて自分にできるかな?」と不安に思いがちですが、一度手順を試しておけばいざという時にも慌てずに済むでしょう。

また、このようなテストを通じてバックアップの重要性も再認識できます。

もちろん日頃からクラウドや外部ドライブへのバックアップ習慣をつけるのが理想ですが、それでも消してしまう事故は起こり得ます。

そんな時、RecoveryFox AIのような信頼できるデータ復元ソフトが手元にあると非常に心強いです。

実際、初心者でも扱いやすい日本語インターフェースと高い復元率(公式発表で98%)を備えたRecoveryFox AIは頼れる存在だと感じました。

万が一写真やファイルを削除してしまっても、今回のように適切に対処すれば取り戻せる可能性は十分あります。

「備えあれば憂いなし」と言いますが、普段から復元ソフトの使い方を心得ておくことで、データ紛失への不安もグッと減るのではないでしょうか。

今回の体験が、皆さんが実際にトラブルに見舞われた際の安心材料になれば幸いです。

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川下 政明
川下 政明
土木施工管理技士
川下政明(かわしもまさあき)です。
土木施工管理歴30年以上のベテラン施工管理技士として、現場のリアルを発信中!
■施工管理のノウハウ
■測量のコツ・CADの活用法
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【保有資格】
・1級土木施工管理技士
・2級管工事施工管理技士
・2級舗装施工管理技士
・測量士
・採石業務管理者など
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