測量
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【差金・曲金】を使って法面勾配を作ろう

まさあき
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このブログでは、差金・曲尺(かねじゃく)を使った、法面勾配「1:1.5」「1:0.5」の作り方を解説します。

法面勾配1:1.0

短手(妻手)を100㎜、長手100㎜を図のように板の上端に合わせると、長手(赤い線)が1:1.0(いちわり)となります。

法面勾配1:1.5

次に短手(妻手)をそのままの寸法で100㎜、長手を短手の1.5倍(150㎜)に合わせると、下の図のように長手部分の勾配が1:1.5となります。

法面勾配1:0.5

短手(妻手)をそのままの寸法で100㎜、長手を短手の0.5倍(50㎜)に合わせると、下の図のように長手部分の勾配が1:0.5となります。

法面勾配1:2.0

短手(妻手)をそのままの寸法で100㎜、長手を短手の2.0倍(200㎜)に合わせると、下の図のように長手部分の勾配が1:2.0となります。

まとめ

差金を使った法面勾配の作り方を解説させていただきました。

なぜの法面勾配と同じ角度になるのかを考えてみました。

下の図のように、黄色い直角三角形の角度Aと、水平の線の角度Bと角度Cは同じ角度となります。

すなわち、短手(妻手)に対して長手を1.5倍・0.5倍とすると、法面勾配が1:1.5、1:0.5となることがわかります。

以上となります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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ABOUT ME
川下 政明
川下 政明
土木施工管理技士
川下政明(かわしもまさあき)と申します。
土木施工管理歴30年。
地場の建設会社に勤務しております。
1級土木、2級管工事、2級舗装、測量士、採石業務管理者を保有しております。
このブログは、工事現場に関する「施工管理」・「測量」・「HO_CAD」・「JW-CAD」・「パソコン」などについて発信しています。
参考にしていただけると嬉しいです。
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