令和3年度2級管工事施工管理技術検定 第2次検定 試験問題と解答
まさあき
建設ナビ
このブログでは、「品質管理」の一つ「製品の外観検査」についてお話しします。
公共事業の建設現場では、プレキャストコンクリート製品を使用する際に外観検査を実施します。
外観検査は「ひび割れ」「破損の有無」「気泡」「反っていないか」などを製品が現場に到着した時点で検査します。
検査に不合格した製品はそのまま返却します。
現場としても高価な買い物なので、しっかりと検査します。
外観検査を実施した記録は、写真と記録を「文書」として残します。
私が使っている記録用紙「製品納入時の確認検査報告書」と「コンクリート二次製品外観合否判定基準」のエクセルデーターのダウンロードはこちらから
プレキャストコンクリート製品とは、工場で製造された側溝や集水桝そしてブロック等のコンクリート製品ことを言います。
プレ(あらかじめ)キャスト(成形する)コンクリート製品という意味になります。
現場では「コンクリート二次製品」と呼んでいます。
一般的に、工事期間の短縮(手間が掛からない)に繋がるので使用します。
本来ならば、現場で、型枠を組み、コンクリートを打設して、固まってから型枠を解体するという工程を、あらかじめ工場でやっておくことができます。
プレキャストコンクリート製品を発注する前に、その製品がどのような材料を使っているのか、詳細な寸法はどうなっているのかが分かる書類を工場から提出してもらいます。
その書類を、公共事業の発注者である監督員と打ち合わせを行い、承諾をうけてから、工場にプレキャストコンクリート製品を発注します。
プレキャストコンクリート製品の「外観検査」についてお話ししました。
私の勤めている会社で使っている外観検査の様式(Excel)をダウンロード出来るようにしています。
皆様のお役に立てたら嬉しいです。
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