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図面を【回転】しよう|HO_CAD pao

まさあき
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このブログでは、図面の回転方法を解説いたします。

水平直角に合わせて回転する

こちらの平面図を水平直角になるように【回転】させてみましょう。

コマンド「移動」

コマンド【移動】をクリックします。

範囲を指定します。

「右クリック」→「右クリック」

移動する範囲の線が「赤」くなり、範囲確定します。

③回転

次に【③回転】をクリックします。

範囲指定した図面を回転させる原点(中心点)を指定します。

この図面では真北方向線との交点に設定します。

次に、図面を回転させる方法を選択します。

  1. 【掴点】を指示して回転原点を中心にマウスの移動方向へ回転させます。
  2. 【指定角度】を入力すると即座に範囲指定した図面が回転します。

指定角度の入力方法は次の通りです。

  • 【度十進数 】D.ddddd形式で指定します。(例 93.17064757)
  • 【度.分秒】D.MMSSsss形式で指定します。(例 93.1014→93°10′14″)
  • 【勾配(%)】水平方向に対する垂直方向のパーセンテージで指定します。(道路勾配など)
  • 【Y:X比率】垂直方向に対する水平方向の比率で指定します。(法面勾配など)

掴点(かくてん)

今回は、掴点を指定して回転させます。

回転原点に合わせて水平にしたい端部を右クリックします。
そして、マウスを動かして図面を回転させます。

マウスを追いかけるように図面が回転します。

0°付近までマウスを移動させると自動的に0°ピッタリに止まります。

図面はこのように回転させることができました。

図面を傾ける

下の平面図を真北方向に合わせるように回転させてみましょう。

仮線を引く

仮に真北方向線との平行線を引きます。

コマンド「複線」→真北方向線を「右クリック」→通り芯の交点「右クリック」

回転する図面を指定する

回転させる平面図を範囲指定します。

コマンド「移動」→「右クリック」→「右クリック」

③回転

【③回転】をクリックします

仮線と通り芯の交点を回転原点として右クリックします。

掴点を回転原点のある通り芯上で右クリックします。

この状態のまま、仮線上の適当な交点で右クリックします。

図面を回転させて真北方向へ合わせることができました。

仮線を消去して完成です。

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川下 政明
川下 政明
土木施工管理技士
川下政明(かわしもまさあき)です。
土木施工管理歴30年以上のベテラン施工管理技士として、現場のリアルを発信中!
■施工管理のノウハウ
■測量のコツ・CADの活用法
■パソコンを使った業務効率化
【保有資格】
・1級土木施工管理技士
・2級管工事施工管理技士
・2級舗装施工管理技士
・測量士
・採石業務管理者など
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