測量
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【前方交会法】2台のトランシットで測量しよう

まさあき
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前方交会法は、地点測定に使われる測量技術で、二つ以上のトランシットを使用して目標地点の正確な位置を特定する方法です。

具体的な手順としては、まず二つのトランシットを異なる既知の位置に設置します。

それから、各トランシットを用いて、目標の座標点までの角度を計算し測定します。

例えば、トランシットAを使用して座標点までの角度292°19′38″と測定します。

そしてもう一台のトランシットBは、角度を64度42分31秒の角度で測定します。

そうすると、2台のトランシットの視準線が交差します。

この交差する点が求めている座標点となります。

この方法の特徴は、目標地点までの水平距離を計算し測定する必要がなく、角度のみで位置を特定できる点にあります。

そしてこの測量は、下の図のような【偏角弦長法】にとても便利です。

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川下 政明
川下 政明
土木施工管理技士
川下政明(かわしもまさあき)と申します。
土木施工管理歴30年。
地場の建設会社に勤務しております。
1級土木、2級管工事、2級舗装、測量士、採石業務管理者を保有しております。
このブログは、工事現場に関する「施工管理」・「測量」・「HO_CAD」・「JW-CAD」・「パソコン」などについて発信しています。
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