このブログではJW-CADで図面を作成する際の「マウス」の基本的な使用方法について説明していきます。
「JW-CAD」のマウスの使い方は、Windowsの標準的な操作とは大きく違い、右クリック、左クリック、両方クリックを使って図面を作成します。
これは、30年近く使われているJW-CADの大きな特徴と言えます。
画面の操作「拡大」・「前倍率」・「縮小」・「全体表示」
JW-CADではマウス左右両方クリックがあります。
この左右両方クリックは、画面の表示を素早く変えることができる機能です。
左右両方クリックして画面をゆっくり1回転ドラッグしてみてください。
すると「拡大」・「前倍率」・「縮小」・「全体表示」という文字が画面上に表示されます。
その 「拡大」・「前倍率」・「縮小」・「全体表示」が表示になったところでドラックを離すと瞬時に画面を拡大、縮小、前範囲、全体表示に切り替えられます。
拡大
拡大はマウスの左右を同時にクリックしてそのまま右下にドラックするとその範囲が拡大になります。

前倍率
前倍率に戻す操作は先ほどと同じくマウスの左右両方クリックしながら左下へドラックします。

縮小
縮小の操作は同じようにマウスの左右両方クリックしながら左上にドラッグ

全体表示
全体表示の操作は同じようにマウスの左右両方クリックしながら右上にドラッグ

というように操作します。
「線の引き方」右クリック左クリックの使い分け
自由なポイントから線の引き始める場合は左クリック
線を画面にひく際に自由なポイントから線を引き始める場合は左クリックしてそのままカーソルを移動して線を引き終わりたいところでもう一度左クリックします。
端点や交点から線を引き始める場合は右クリック
次に、あらかじめ引いてある線の端点や交点から引き始める場合は右クリックをします。

そして、引き終わりたいところが自由なポイントであれば左クリック、端点や交点のようなポイントであれば右クリックします。
線を引くのはこの右クリックと左クリックの使い分けがとても重要となります。
終わりに
JW-CADのマウスの使い方についてお話ししました。
画面の切り替えには左右クリックで 「拡大」・「前倍率」・「縮小」・「全体表示」 を瞬時に行えます。
左クリックは画面上の自由なポイントを選択する時に使い、右クリックは線の端部や交点などのポイントを選択する時に使用します。
以上、皆様のお役に立てたら幸いです。