このブログではJW-CADの「寸法」の「横寸法」・「縦寸法」の切替について、図形に寸法を入れながら説明します。
キーボードの「スペース」キーで「90°(縦寸法)⇔0°(横寸法)」を交互に変更可能です。
ちなみに、キーボードの「S」で「寸法」に切り替わります。
横の寸法
長方形(2000×1000)の寸法線を引いていきます。
コマンド「寸法」をクリックします。左上の傾きが0度になっています。

引き出し線の始まりを左クリック(図の①)引き出し線の終わりを左クリック(図の②)します。

図形のコーナー部を左クリックすると、2000㎜で作図しているので寸法値もそのまま2,000と表示されます。

縦の寸法
縦の寸法線を引いてみましょう。
左上のリセットを押します。
キーボードのスペースキーで横から縦に変更します。(又は、赤丸の「0度/90度」をクリックして90度にします。)
引き出し線の始まりを左クリック(図の①)引き出し線の終わりを左クリック(図の②)します。

図形のコーナー部を左クリックすると、1000㎜で作図しているので寸法値もそのまま1,000と表示されます。

連続の寸法
連続した寸法線を引いてみましょう。

左上のリセットを押します。そしてスペースキーを押して0度に切り替えます。(又は、赤丸の「0度/90度」をクリックして0度に戻します。)
引き出し線の始まりを左クリック(図の①)引き出し線の終わりを左クリック(図の②)します。
図形の左端を左クリック(赤丸①)、そして中心で右クリック(赤丸②)、最後に左端で右クリック(赤丸③)というように連続で引けました。
自分好みの寸法線に設定しよう
寸法線を調整したい場合は「寸法設定」を確認しましょう。
下の図のように「寸法(キーボードのS)」→「設定」の順にクリックします。

この寸法設定では、文字の大きさ、寸法線の線種、小数点以下の表示など、自分の好みに合わせて設定することができます。
終わりに
縦横寸法線の入れ方とスペースキーによる切替方法についてお話ししました。
キーボードの「S」を押すと「寸法」に変わります。
左手でキーボード、右手でマウスという感じで両手を使うことで、作業効率が上がるので、使ってみてください。
皆様の参考になれば幸いです。