スマホでサッと使える“器高式レベル計算”アプリを公開しました|水準測量の計算を自動化!
現場で器高式の水準測量をしていると、
- 「BM + BS で器高を出して…」
- 「FS を引いて GH を計算して…」
- 「T.Pが入ると器高が変わって…」
- 「計画高との差も計算して…」
と、どうしても計算が多くなりますよね。
そこで今回、器高式水準測量の計算を自動化できる Web アプリを作りました!
スマホからサッと開いて、FS を入力するだけでIH・GH・FH・差分まで一気に計算できます。
T.P(盛り替え)にも対応しているので、現場での仮設計画・出来形確認にも使えます。
器高式 水準測量アプリはこちら
こちらから飛べます↓
ホーム画面に追加しておけば、
オフラインでも使える PWA(アプリ)仕様になっています。
このアプリでできること
この Web アプリでは、器高式水準測量に必要な以下の計算をすべて自動化しています。
- 器高 IH = BM + BS
- 地盤高 GH = IH − FS
- 計画高 FH の入力
- 差(GH − FH)の自動計算
- T.P(器械据え替え)による IH の更新
T.Pが入っても「TP用BS(m)」を入力すれば自動で器高切り替えが行われます。
入力する項目
アプリには以下を入力します。
■ 基本条件(上部カード)
- BM(基準点標高)
- 初回 BS
ここで最初の器高が決まります。
■ 測点ごとに入力するもの
- 測点名(任意)
- TP用BS(T.Pのときのみ)
- FS
- FH(計画高)
- 備考(自由入力)
FS と FH を入れれば、IH・GH・差は自動で計算されます。
器高式の基本計算(わかりやすく)
器高式の基本はとてもシンプルです。
- ① 器高を求める:IH = BM + BS
- ② 地盤高を求める:GH = IH − FS
- ③ 計画高との差:差 = GH − FH
- ④ T.P(盛り替え):T.Pの行で TP用BS を入力すると、
その行の「GH + TP用BS」→ 新しいIHとして次の行から計算されます。
実際に計算してみよう
レベルブックに記入しているのは、実際に計算機で計算した数字です。
この数字をアプリで計算してみましょう。

使い方手順
ここでは実際の操作手順を紹介します。
① アプリを開く
こちらから飛べます↓


② BM と 初回BS を入力
画面上部の「基本条件」に入力します。
✔ BM(例:100.000)
✔ 初回BS(例:1.345)

③ 測点ごとに FS と FH を入力
3行(P1~P3)が最初から用意されています。
- FS → 地盤高 GH が計算される
- FH → 差(GH−FH)が計算される


入力が終わったら「すべて再計算」タップすると地盤高G.Hや差を計算します。

④ T.P のときは「TP用BS(m)」を入力
器械を据え替えた場合、その T.P の行に、TPS用BS(例:0.779)を入れると、以降の測点で新しい IH が使われます。
⑤ 必要に応じて測点を追加
「+測点を追加」でどんどん行を増やせます。


⑥ CSV書き出しでパソコンに保存
画面下の「CSVをダウンロード」から、測点一覧をそのままGoogleドライブなどに保存できます。
- 点名
- TP用BS
- IH
- FS
- GH
- FH
- 差
- 備考
- BM
- 初回BS
が1ファイルにまとまります。
CSV出力してパソコンで整理も可能
Excel や Googleスプレッドシートで管理したい方はCSV書き出しが便利です。
現場写真と一緒に提出資料を作るときにも役立ちます。

開発の背景
若手技術者の育成をしている中で、「器高式の計算は慣れないと間違えやすい」という声が多くありました。
特に:
- 現場で急いでいると計算間違いしやすい
- T.P が入ると計算が複雑
- メモ帳だとあとから整理しづらい
という課題があったため、スマホでサッと使えて、計算ミスをなくすツールを作りたいと考えました。
おわりに
器高式水準測量アプリは、現場でのちょっとした確認や出来形チェックに便利です。
スマホでパッと開けて、FS を入力するだけでGHも差も出るので初心者の方にも使っていただけると思います。
こちらから飛べます↓
ホーム画面に追加するとアプリとして使えますので、ぜひお試しください。
免責:本ソフトは「現状のまま」提供します。正確性・特定目的適合性・権利非侵害など一切保証しません。利用により生じたいかなる損害についても、法律で許される最大限の範囲で作者は責任を負いません。各自の判断と自己責任でご利用ください。
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