スタッフ【裏側】「目盛」の使い方
まさあき
建設ナビ
このブログでは、差金・曲尺(かねじゃく)を使った、法面勾配「1:1.5」「1:0.5」の作り方を解説します。
短手(妻手)を100㎜、長手100㎜を図のように板の上端に合わせると、長手(赤い線)が1:1.0(いちわり)となります。
次に短手(妻手)をそのままの寸法で100㎜、長手を短手の1.5倍(150㎜)に合わせると、下の図のように長手部分の勾配が1:1.5となります。
短手(妻手)をそのままの寸法で100㎜、長手を短手の0.5倍(50㎜)に合わせると、下の図のように長手部分の勾配が1:0.5となります。
短手(妻手)をそのままの寸法で100㎜、長手を短手の2.0倍(200㎜)に合わせると、下の図のように長手部分の勾配が1:2.0となります。
差金を使った法面勾配の作り方を解説させていただきました。
なぜの法面勾配と同じ角度になるのかを考えてみました。
下の図のように、黄色い直角三角形の角度Aと、水平の線の角度Bと角度Cは同じ角度となります。
すなわち、短手(妻手)に対して長手を1.5倍・0.5倍とすると、法面勾配が1:1.5、1:0.5となることがわかります。
以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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