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図面の【縮尺】は㎜単位で考えるとわかりやすい

まさあき
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このブログでは、図面の縮尺の考え方についてお話しします。

図面の縮尺は【㎜】単位で考えるとわかりやすい!!です。

縮尺1/100、S=1:100

縮尺1/100(ひゃくぶんのいち)を考えてみましょう。

現場の寸法が5.0mと8.0mの四角形を縮尺1/100の図面上に作図します。

5000㎜の四角形

5.0mを「㎜単位」に変換します。

5.0m=5,000㎜

となります。

次に5,000㎜を1/100にします。

5000/100=50㎜

ということで、縮尺1/100の図面上では50㎜(5cm)となります。

8000㎜の四角形

8.0mを「㎜単位」に変換します。

8.0m=8000mm

となります。

次に8,000㎜を1/100にします。

8000/100=80㎜

ということで、縮尺1/100の図面上では80㎜(8cm)となります。

縮尺1/200、S=1:200

縮尺1/200(にひゃくぶんのいち)を考えてみましょう。

現地の寸法が5.0mと8.0mの四角形を縮尺1/200の図面上に作図します。

5000㎜の四角形

5.0mを「㎜単位」に変換します。

5.0m=5,000㎜

となります。

次に5,000㎜を1/200にします。

5000/200=25㎜

ということで、縮尺1/200の図面上では25㎜(2cm5㎜)となります。

8000㎜の四角形

8.0mを「㎜単位」に変換します。

8.0m=8000mm

となります。

次に8,000㎜を1/200にします。

8000/200=40㎜

ということで、縮尺1/200の図面上では40㎜(4cm)となります。

縮尺1/500、S=1:500

縮尺1/500(ごひゃくぶんのいち)を考えてみましょう。

現地の寸法が5.0mと8.0mの四角形を縮尺1/500の図面上に作図します。

5000㎜の四角形

5.0mを「㎜単位」に変換します。

5.0m=5,000㎜

となります。

次に5,000㎜を1/500にします。

5000/500=10㎜

ということで、縮尺1/500の図面上では10㎜(1cm)となります。

8000㎜の四角形

8.0mを「㎜単位」に変換します。

8.0m=8000mm

となります。

次に8,000㎜を1/500にします。

8000/500=16㎜

ということで、縮尺1/500の図面上では16㎜(1cm6㎜)となります。

縮尺のわからない図面

縮尺が分からない下の図面の縮尺を計算してみます。

図面上の寸法で表示している辺の長さを定規で測ります。

赤文字の寸法値が図面上の寸法となります。

15000㎜の図面上の長さが60㎜

縮尺を「x」として計算します。

15000/x=60

x=15000÷60

x=250

ということで、

縮尺は1/250、S=1:250

となります。

最後に

今回のブログでは、図面の縮尺の考え方について解説させていただきました。

縮尺の考え方は㎜単位で考えるとわかりやすいです。

例として、1/100、1/200、1/500の計算方法について、それから、縮尺のわからない図面の縮尺計算方法について解説させていただきました。

以上となります。

よかったら参考にしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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ABOUT ME
川下 政明
川下 政明
土木施工管理技士
川下政明(かわしもまさあき)です。
土木施工管理歴30年以上のベテラン施工管理技士として、現場のリアルを発信中!
■施工管理のノウハウ
■測量のコツ・CADの活用法
■パソコンを使った業務効率化
【保有資格】
・1級土木施工管理技士
・2級管工事施工管理技士
・2級舗装施工管理技士
・測量士
・採石業務管理者など
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