施工管理
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Excelで【鉄筋】数量計算「鉄筋を拾ってみよう」

まさあき
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このブログでは、鉄筋の数量計算(鉄筋拾い)ができるExcelシートについてお話しします。

このExcelシートは、鉄筋の加工図より、鉄筋径長さそして本数を入力して、鉄筋を何本購入するかを計算するものです。

ダウンロード

設定は「最大定尺長」を12.0mとしています。
最大定尺長は、どのような長さで購入できるかを商社などに確認する必要があります。

鉄筋の長さについて、許容長さを「0.020m」としています。

配筋加工図(例)

「鉄筋加工表」Excelシートの見方

配筋加工図をもとに、Excelシートの左上から「記号」・「種類」・「直径」・「長さ」・「本数」を入力します。

「単位重量」は「径」を入力すると自動的に表示されます。

「1本重量(1本当たりの鉄筋重量)」=長さ×単位重量
「重量(本数分の重量)」=本数×1本重量

摘要(取数)購入した1本の鉄筋から何本とれるのか=「購入長」÷「長さ」です。
購入長=「長さ」ー「許容長さ」、6m~12mを0.5m間隔になるように計算しております。
購入本数=「本数」÷「一本当たりの取数」から算出します。(小数点以下は切上げ)
購入重量=「購入本数」×「単位重量」です。
ロス率=「重量」÷「購入重量」×100となります。

鉄筋径・長さ別集計表(設計数量)

鉄筋加工表を右側にスクロースすると、鉄筋径・長さ別集計表があります。

鉄筋加工表より、鉄筋径と購入長さをまとめた集計表です。

鉄筋径・長さ別集計表(注文数量)

更に右側にスクロールすると、先ほどの集計表に対して、実際に購入する数量をまとめた「鉄筋径・長さ別集計表(注文数量)」になります。

「本数」については、設計数量をもとに「手入力」となります。

D10~D16は段取り筋などに使用するので、現場に合わせて設計数量よりも多く注文します。
その他の鉄筋に関しても、数字を丸めて多めに注文します。

まとめ

今回のブログでは、Excelを使った鉄筋数量計算「鉄筋を拾う」についてお話ししました。

鉄筋加工図から鉄筋径と長さそして本数を入力すると、購入長や購入本数までを自動的に計算します。

鉄筋径・長さ別集計表(設計数量)までは自動計算ですが、注文数量の「本数」については、段取り筋などを含めた数量とするため、「手入力」となります。

このExcelシートは、ダウンロード可能です。
よかったら参考にしてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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川下 政明
川下 政明
土木施工管理技士
川下政明(かわしもまさあき)です。
土木施工管理歴30年以上のベテラン施工管理技士として、現場のリアルを発信中!
■施工管理のノウハウ
■測量のコツ・CADの活用法
■パソコンを使った業務効率化
【保有資格】
・1級土木施工管理技士
・2級管工事施工管理技士
・2級舗装施工管理技士
・測量士
・採石業務管理者など
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