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超簡単!【ChatGPT4】60進法⇔10進法の計算をスマホのカメラで撮影し声で指示

まさあき
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このブログでは、スマートフォンアプリ【ChatGPT4】の能力を活用して、「度°分′秒″(60進法)」から「10進法」への変換、そしてその逆の変換を行いましたので、操作方法を紹介します。

スマートフォンのカメラで撮影した手書きの「度分秒」の数値をChatGPT4に読み取らせ、音声入力後、変換計算をしてもらいます。

ChatGPT4は計算方法についても明快に解説してくれるため、理解しやすいです。

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60進法とは?

60進法(ろくじっしんほう)とは、数を表す際に基本となる数(底と呼ばれます)として60を用いる数の体系です。

私たちが普段使っている10進法では基本となる数は10ですが、60進法では60がその役割を果たします。

60進法は、60が2、3、4、5、6、10、12、15、20、30といった多くの約数を持っているため、分数を扱う際に便利です。

例えば、1/2、1/3、1/4、1/5、1/6などは60進法で綺麗な分数(例: 30、20、15、12、10)として表すことができます。

現代では、時間の計測(60秒=1分、60分=1時間)や角度の計測(1度=60分、1分=60秒)に60進法が使われています。

10進法での数を60進法で表すと以下のようになります。

  • 10進法の 1 は 60進法でも 1
  • 10進法の 59 は 60進法でも 59
  • 10進法の 60 は 60進法で 1,0(60 × 1 + 0)
  • 10進法の 61 は 60進法で 1,1(60 × 1 + 1)
  • 10進法の 3600 (60×60)は 60進法で 1,0,0(60^2 × 1 + 60 × 0 + 0)

紙に書いた数値をスマホで撮影

スマートフォンのアプリ「ChatGPT」を立上げて、ノートにメモした60進法の数値(度分秒)をスマートフォンで撮影します。

下の図のカメラマークをタップします。

音声でプロンプト

音声マークをタップして、声でプロンプトします。

「画像の数値を10進法に変換して下さい」

ChatGPTからの答え

画像の60進法(度分秒)の数値を10進法に変換するには、「分」を「度」に変換するために60で割り、「秒」を「度」に変換するために3600(60×60)で割ります。

それぞれの角度について変換します。

  1. 97° 38′ 40″
    • 分を度に: 38′÷60=0.6333°
    • 秒を度に: 40″÷3600=0.0111°
    • 合計: 97+0.6333+0.0111=97.6444°
  2. 265° 44′ 20″
    • 分を度に: 44′÷60=0.7333°
    • 秒を度に: 20″÷3600=0.0055°
    • 合計: 265+0.7333+0.0055=265.7388°
  3. 73° 12′ 30″
    • 分を度に: 12′÷60=0.2°
    • 秒を度に: 30″÷3600=0.0083°
    • 合計: 73+0.2+0.0083=73.2083°
  4. 313° 59′ 50″
    • 分を度に: 59′÷60=0.9833°
    • 秒を度に: 50″÷3600=0.0138°
    • 合計: 313+0.9833+0.0138=313.9971°

これらは近似値ですが、計算結果として十分に精確です。

10進法を60進法へ変換

こちらの数値を撮影して同じ方法で60進法へ変換してみました。

画像の10進法の数値を60進法(度分秒)に変換するためには、まず小数部分を60倍して分を得ます。次に、その結果の小数部分を再び60倍して秒を得ます。

  1. 90.030°
    • 分: 0.030×60=1.80.030×60=1.8分
    • 秒: 0.8×60=480.8×60=48秒
    • 60進法: 90°1′48″
  2. 15.650°
    • 分: 0.650×60=390.650×60=39分
    • 秒: 0×60=00×60=0秒(39は整数なので秒は0)
    • 60進法: 15°39′0″
  3. 190.755°
    • 分: 0.755×60=45.30.755×60=45.3分
    • 秒: 0.3×60=180.3×60=18秒
    • 60進法: 190°45′18″
  4. 300.905°
    • 分: 0.905×60=54.30.905×60=54.3分
    • 秒: 0.3×60=180.3×60=18秒
    • 60進法: 300°54′18″

これで各数値を60進法に変換しました。

まとめ

  • チャットGPTの画像認識機能を使用して、スマートフォンで撮影し、音声でプロンプトした手書きの数値を60進法から10進法へ、またその逆へと変換しました。
  • スマートフォンを用いることで、どこでも簡単に変換作業を行うことができます。

以上となります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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ABOUT ME
川下 政明
川下 政明
土木施工管理技士
川下政明(かわしもまさあき)と申します。
土木施工管理歴30年。
地場の建設会社に勤務しております。
1級土木、2級管工事、2級舗装、測量士、採石業務管理者を保有しております。
このブログは、工事現場に関する「施工管理」・「測量」・「HO_CAD」・「JW-CAD」・「パソコン」などについて発信しています。
参考にしていただけると嬉しいです。
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