このブログでは、私が18年ほど使っている「HO_CAD」についてお話しします。
この 「HO_CAD」 には「測量」機能があり、平面図上に座標値を展開できるので、建設現場や測量業務に関係する方にはおススメのCADです。
HO_CAD Pao
HO_CADはWindows上で作動する2次元汎用CADです。
低スペックなパソコンでもサクサク作動します。
HO_CAD paoからはExcelでいうsheet(シート)のように、ウィンドウを複数立ち上げることができて、図面間の複写・移動が簡単にできます。
「SFX」ファイル規格に対応しています。
画像ファイルを図面に貼り付けることができます。
HO_CADの基本的な画面です。
背景の色は「白」に設定されていますが、「ツール」→「オプション」→「全般設定」→「画面の背景色」でお好みの色に変更することができます。

コマンドパネルを拡大しました。
JW CAD(DOS版)との互換性が高く、操作性を引き継いでいます。
HO_CAD を使う切っ掛けは、このコマンドの並び方にあります。
私はJW CAD(DOS版)を使っていたので、ストレスなくHO_CADに移行できました。

JWCAD(DOS版)の画像です。

おススメ機能「測量」
座標値が定義されている測量データとCADの「測定」機能を組み合わせることで、今まで測量と図面作成を別々にしていたものを一連の作業にすることができます。
平面図の縮尺と真北方向に合わせて座標を表示設定できるので、基準点の位置や幅杭の位置を表示させられるほか、知りたいポイントをクリックすることで座標を読み取ることができます。
SIMAデータやCSVデータから座標を読み込んだり保存したりすることができます。
トラバース測量や逆トラバース測量の計算や座標求積表の作成も簡単です。

さいごに
HO_CADを使用するには「HO_CAD Alliance」への会員登録が必要となります。
アソシエートメンバー会員登録は11,000円(1回限り)となっています。
一度入会すると、自分の複数のパソコンで使うことができます。
昔のJW-CADの操作性を引き継ぎ、今までなかった「測量」機能があります。
私が18年もの間、利用させていただいているおススメのCADです。
以上、皆様の参考になれば幸いです。
HO_CAD公式ホームページは↓こちらから。