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この本は、与沢翼さんの書かれた「投資」についての本です。
chapterの前半が漫画で描かれていて、後半に漫画の内容に合わせて分かりやすく解説されています。
漫画では、日々の仕事に疲れ果てた独身のサラリーマンが、おでん屋の主人との対話で投資を始めます。
そして、投資を通じて人生の成功者となる物語になっています。
chapter1「危機感を最大化し、理想の未来を明確にする」
- 幸せとは、足元から小さく生んで大きく育てるもの。
- お金とは、自分の人生の残りの時間を取り戻す唯一の武器です。これがお金の本当の力です。
- 稼ぐが先、遊びは後。
- 稼がなければという危機感を持つ。危機感を持つことは、成功への第一歩。
- 常にリスクを想定し、先回りをする。
- 常識的な理想を常に疑うこと。
- ローンを使ったマイホームの購入など未来の消費をまとめて先取りした代償として、自分の未来を安売りしたことになります。
- 現金一括で購入できないものは身分不相応。
- 新しいことを体験すればするほど、次に何をするべきなのかは自ずと見えてくる。
chapter2「断捨離して時間を捻出し、投資環境を整える」
- 将来を劇的に変える活動にコツコツ時間を使うことが、人生における「投資」である。
- 時間の使い方を意識する。
- 時間は有限
- 目標の可視化。住宅雑誌や旅行先が載っている情報誌など、理想の世界観を明確化することで、現在との差が鮮明になる。
- 理想の未来ために、今この瞬間に全力を注ぐ。
- 目標を確実に達成するには、期限の設定が効果的です。
- 10年後どういう自分になりたいか
- 10年もあれば人は何物にもなれる。
- 今こそ「株」を始めるべき理由。
- 株は人を成長させる。
- 「自分の意識」も「世の中の見方」も180度ガラッと変わる。
- 株を通じて学んだことを自分の生活に生かすことで、人生の質全体が向上していく可能性が高い。
chapter3「株という種をまけば3週間でも未来は動く」
- 投資するのは「日本株」の「個別銘柄」。
- 日本株を1社1社隅々まで分析し評価できるのは日本人
- 株は小さく始めて大きく育てるのが鉄則。
- 見るべきは資産の大小や投資残高の絶対額ではなく配分の比率。
- 株は、感情への負の影響を排除できる配分比率で続ける。これが株を長く続けるための秘訣。
1週間目「全体像を把握する」
- 株とは何か。
- 市場について。市場別の役割や特徴を知りましょう。
- 専門用語。分からない言葉が出てきたら即座に調べる癖をつけましょう。
- 手数料の安いネット証券に口座を開設します。
- 画面の見方や発注方法などの使い方を覚えましょう。
2週間目「気になる銘柄を100社集める」
- 日経新聞や四季報などの株のニュースサイトを読んで気になる銘柄を100社集めます。
- 面白いことをしている企業
- 売れそうなことをしている企業
- 社長が有名
- 決算書の読み方とチャートの見方を覚えます。
3週間目「投資する銘柄を1つに絞る」
- 決算書は短信でいいので最低3年分はチェックしましょう。
- 将来性のある銘柄を見極めるうえで1つのポイントとなっていくのが「研究開発」です。
- 1つに絞り込むコツ①自分の優位性を生かす。
- 1つに絞り込むコツ②社長に注目する。
- 1つに絞り込むコツ③ユーザーになる。
- 1つに絞り込むコツ④未来を見据えているか。
- 1つに絞り込むコツ⑤話題になる前を狙う。
- 1つの銘柄に対して評価できる理由を最低3個、できれば5個挙げれるのが理想。
chapter4「追加の仕込みで将来の資産は大幅に増加する」
- 買った株は最低1年はホールドします。
- 「長期」で株を持つこと。
- 「少額」ではじめること。
- 四半期ごとの決算が出そろった後に株を仕込む
- 好決算の会社から選ぶ
- 長期ホールドのメリット①テクノロジーの発展と共に市場も拡大
- 長期ホールドのメリット②配当金による資産増大
- 長期ホールドのメリット③銘柄の癖を知ることでベストなタイミングが計れる
- 長期ホールドのメリット④ホールド力が鍛えられる。
- 噂や流行りに惑わされない独立自尊の精神を手に入れることができるのです。
- 株購入後のアクション①株の勉強をルーティン化させる。
- 株価のチェックは一日1回終値を確認するだけで十分。
- 有望株のチェックリストを作る。
- 株価が大きく変動した時は、何が原因かをという株価変動要因を探る癖をつける。
- 環境認識を正しく行う。
- 過去に学びながら未来の仮説を立てる。仮設→実行→検証
- 株購入後のアクション②株を買い足す。
- 株購入後のアクション③株を売るタイミングを計る。
- 自分が定めた目標に達した時が株を手放すタイミング。
- 株が売りの時、買いの時を考えう時に使うのが「PER(株価収収益率)」
chapter5「ブログやSNSの攻略が増資産の速さを決める」
- 株を始めたからには、情報発信をする。
- おススメはブログです。
- 株仲間の存在で投資力はさらに高まる。
- 投資というのは利益を増やそうという意識より、損失を回避しようとする意識のほうが大切。
- ブログを始めて得られるリターン①アウトプットすることで理論的思考が鍛えられる。
- 「エントリー」株を購入した時はその銘柄と購入理由
- 「エグジット」株を売却した時はその銘柄と売却理由
- 「ポートフォリオ」自分が保有している銘柄や株数。途中経過での所感
- 頭の外に書き出すことで初めて整理され定着います。
- 失敗も記事にすべき。
- ブログを始めて得られるリターン②ブログを収益化し、投資の原資を増やす。
- アフィリエイト広告やグーグルアドセンスを使ってブログのコスト無く広告を貼り付ける。
- これからは一人ひとりが主役の「個の時代」
- 本名を育てる
おわりに
お金とは「人生の残りの時間を取り戻す唯一の武器」
この言葉が一番心に響きました。
時間は有限なのですから、お金があれば自分の時間を更に作ることができます。
資産を増やす方法として「投資」があるということですね。
私は今、投資信託(NISAとiDeCo)をやっていますが、この本で進められている「日本株」にとても興味が出てきました。
投資する日本個別銘柄を1つに絞り、その理由を3~5つ書きだす作業を、私もやってみたいと思います。
そしてアウトプットの重要性も書かれています。ほかの多くの本も共通しているところですね。
10年後の未来を想像してみましょう。
今回も、素晴らしい本に巡り合えたことを幸せに思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ABOUT ME
川下政明(かわしもまさあき)と申します。
土木施工管理歴30年。
地場の建設会社に勤務しております。
1級土木、2級管工事、2級舗装、測量士、採石業務管理者を保有しております。
このブログは、工事現場に関する「施工管理」・「測量」・「HO_CAD」・「JW-CAD」・「パソコン」などについて発信しています。
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